印鑑販売中

象牙は、切り取る印材の場所、向きによってランクが付けられます。木の年輪と同じように、象牙は層が円状に積み重なる形で大きさを増していきます。

中心に近づくほど、層の密度が高く、耐久性が増していきます。つまり、象牙の中心に近いほど目が細かく、耐久性が高く、ランクが上がります。

左図のように特選象牙、特上象牙、極上象牙の順に耐久性があがり、貴重度も増します。

また、芯持象牙と呼ばれる完全に中心に位置し、象牙一本から数本しか取れないような稀少部位も存在します。象牙の頭に黒い点が存在するのがその証拠です。

また、右図のように、通常の象牙と異なり、横向きに印材を切り出す、横目象牙というものもあります。

横目象牙は、年輪に対して横向きに切り出すため、印材の側面に円状の模様が出てくるのがその特徴です。

また、横目象牙には、その目に象牙の芯が通るものも存在します。象牙印材の側面に出る円模様の中心に黒点が現れます。

横目芯持象牙は、考えられる限り象牙をもっとも贅沢に利用する印材であり、これ以上に高価なものはないでしょう。

特選	象牙の中間・外層に当たり、印鑑としてよく使われているリーズナブルな印材です。
特上	象牙の中間層に当たります。程よい耐久性と美しい白色を持つ、象牙一本から少数しか取れない部位です。
極上	象牙の中心部に最も近く、層の密度が高い、見栄え・耐久性共に最高クラスの希少な部位です。
芯持	象牙の完全な中心部分に当たります。芯が通り、最も耐久性の強い、象牙から数本しか取れない極めて希少な印材です
横目	象牙を横向きに切り出した印材です。側面の輪模様が美しい、贅の限りを尽くした印材です。
横目芯持	象牙の中心を横向きに切り出した印材です。側面の輪模様の中心に黒点が出ます。最も希少な象牙印材です。

当店で用いる象牙印鑑は全て、最高品質のもののみを利用しています。残念ながら、悪質な業者によって、プラスチック等を象牙と謳い、販売している物も多々見られます。

当店は、経済産業省認定の正式象牙取扱店であり、象牙印鑑、セット一つ一つに、経産省正規象牙認定証が付属します。

また、お客様に本当に質の高い象牙を手にとっていただきたいという思いから、注文毎に多くの象牙印材を取り寄せ、この道数十年の伝統工芸職人が目利きを行い、商品に利用しています。間違いのない、最高品質の商品のお届けをお約束します。